日常的に飲酒の習慣があったり、季節柄、飲み会の誘いが多い場合には積極的に摂取するべき栄養素があります。不足すれば、肝臓への負担が大きくなりますし、何よりも頭痛や吐き気、だるさなどの原因にもなりますので注意が必要です。

そこで今回は、お酒を飲む際に積極的に摂取しておきたい微量栄養素についてレポートしていきます。

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アルコール分解に必要な栄養素

アルコールは人体にとって毒物でしかありませんので、解毒をする必要があります。解毒には多くの微量栄養素が消費されるため、アルコールを飲むのであれば解毒に携わる栄養素を積極的に摂取するべきなのです。

アセトアルデヒドを分解するため

アルコールは、人体にとって毒です。アルコールを摂取すると体は毒が進入してきたと判断して優先的に肝臓にて代謝されることになります。しかし、肝臓の酵素によって分解される際にアセトアルデヒドという毒性の強い有害物質が生成されてしまうことになります。

アセトアルデヒドが蓄積してしまうと、呼吸困難や頭痛、嘔吐などを引き起こします。アセトアルデヒドを体内に蓄積させないためには分解して排泄させなければなりません。その際に効果的に働くのがビタミンB1です。

アルコールの飲みすぎはビタミンB1の働きを妨害しますので注意が必要です。頭痛や嘔吐を引き起こさないためにも、つまみなしの飲酒は控えるようにしましょう。

ビタミンB1は豚肉、うなぎ、たらこ、とうもろこし、大豆、ぬか漬けなどに豊富に含まれている水溶性のビタミンです。一種類の食品から摂取しようとするのではなく、様々な食品から摂取するのが理想的です。

脂肪肝を予防するために

アルコールをたくさん飲む人にとって気をつけなければならないのが肝臓の病気です。特に脂肪肝は自覚症状がなく、気付いたときには悪化して肝硬変になってしまっていることも少なくありません。

脂肪肝を予防するためにはビタミンB6の摂取が効果的です。ビタミンB6はたんぱく質をはじめ、アミノ酸や脂肪を分解する働きがあります。脂肪肝を予防するためにもビタミンB6が不足しないように注意して、肝臓の機能を支えている肝細胞を正常に保つことがポイントになります。

肝臓は回復力が強く、タフな臓器ではありますが、栄養を摂取せずにアルコールによる刺激を与えつづけてしまうと症状が進展していってしまうリスクが高くなります。アルコールを摂取する際には、くれぐれも栄養不足には注意してください。

ビタミンB6は、鮭、鶏肉、さば、いわし、大豆などの食品に豊富に含まれている栄養素です。脂肪肝を予防するためにも積極的に摂取していきましょう。

【まとめ】アルコールとビタミンB群のポイント

アセトアルデヒドを蓄積させないためのビタミン

アルコールを分解するためにはビタミンB1は欠かせない栄養素のひとつです。飲みすぎによる頭痛や嘔吐を予防するためにも積極的に摂取しましょう。

アミノ酸や脂肪を分解するためのビタミン

脂肪肝を防ぐためにもビタミンB6が不足することのないように注意してください。日ごろから飲酒の習慣のある方は、意識的にビタミンB6を摂取する必要があります。