痩せるためにはある程度の時間がかかります。どんなに速くても月に2~4キロ落とすのが限界だということを忘れてはいけません。
これ以上のペースで体重が減っているのであれば、多くの場合はそれは水分が減っているだけですので、食事制限を止めればすぐに元の体重に戻ります。
正しいダイエットとは体重を落とすことではなく、脂肪を落とすことです。くれぐれも体重だけに惑わされることのないようにしましょう。
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短期間でのダイエットは必ず失敗する
短期間で大幅に体重が減少するダイエット方法の多くは間違ったダイエット方法です。どれだけ体重が減っても、脂肪が減らなければ意味がありませんよね。
短期間ダイエットには以下のようなデメリットがあります。
- 細胞に蓄えられている水分が抜けているだけ
- 筋力の低下による体重減少
- 肌荒れ、便秘などのトラブル
- 過度な栄養不足による精神的なストレス
- 見た目の老化が進むこと
特に注意して欲しいのが「筋力の低下」です。ダイエットを繰り返すと「太りやすく痩せにくくなる」といわれている最も大きな原因が筋力の低下によるものです。
筋力が低下すると基礎代謝が落ちるばかりではなく、日常生活レベルでの活動でも苦痛に感じるようになりますので、ますます消費カロリーが少なくなる不の連鎖に陥ります。
痩せるということは脂肪を落とすことですので、くれぐれも体重計の数字に惑わされることのないように注意してください。
ダイエットが続かないのは無理をしているから
「ダイエットが長続きをしない」と嘆いている人の多くが、短期的な結果にこだわるばかりに、無理な計画(スケジュール)を立てています。
基本的に、月4kg以上のペースでのダイエットは間違ったダイエット方法です。ダイエットを開始した直後は簡単に数キロ落ちる経験をした方も多いかもしれませんが、減った体重の大半は水分が減少したことによるものです。
脂肪は1kgあたり7200kcalのエネルギーを持っていますので、1日1000kcalカットしたとしても週に1kg減らすのが限界です。1日1000kcal減らすのがどれだけ過酷なものであるかは想像できますよね。
これらのことからも、ダイエットに成功したいなら「無理のない範囲で長期的な計画を立てる」ことが重要です。月に2kgくらいの減量を目標にしてストレスにならない範囲での食事制限と運動を頑張りましょう。
【まとめ】ダイエットを長続きさせるために
短期的な成果を期待しないこと
正しいダイエットとは体重を減らすことではなく体脂肪を減らすことです。体脂肪を減らすためには時間がかかります。短期的な成果を期待せずに気長にダイエットに取り組みましょう。
ストレスにならない範囲で頑張ること
どんなに素晴らしいダイエット方法だとしても過度なストレスになるようでは継続することは難しくなります。ストレスにならない範囲で、運動と食事制限を続けることがダイエットの基本です。
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