あなたの姿勢は良いほうですか。「姿勢が悪いと代謝が落ちて太りやすくなる」というのはよく聞く話ですが、「本当に姿勢が悪いだけで太りやすくなるのか」については、いまいち納得のいかない人も多いのではないでしょうか。

今回は、姿勢と代謝についての関連性をレポートします。

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姿勢と代謝の関連性

良い姿勢には代謝を高める効果があります。姿勢をキープするためには、筋肉で支える必要があるため知らず知らずのうちに基礎代謝を高めるのです。

良い姿勢は安静時代謝に大きな影響を与える

カロリー消費には、大きく分けて2つに分類することができます。

  • 生命を維持するために必要最小限のエネルギー消費である基礎代謝
  • 活動するために消費されるエネルギー(ウォーキングや筋力トレーニングも含む)

生命を維持するために必要な基礎代謝ですが、寝たきりとかでない限りは、座っているだけでも消費される「安静時代謝」というものがプラスされます。この安静時代謝の消費エネルギーこそが姿勢のよさと密接に関わっています。

たとえば背筋をピンと伸ばしているかどうかなど、座りかたによりますが、少なくともどんな体勢でも、座っているという姿勢を維持するために活動している筋肉のエネルギー消費が上乗せになります。姿勢を維持するために活動している筋肉もあるのです。その筋肉の活動分などが、基礎代謝に上乗せされ、基礎代謝の20パーセント増しくらいの数字になります。

引用元:石井直方「一生太らない体のつくり方」

姿勢をよくするだけで、基礎代謝が20パーセント増しになるとしたら、すぐにでも姿勢を正したいと思いますよね。

姿勢を維持するために使われている筋肉は、俗に体幹(コアマッスル)と呼ばれている筋肉です。ダイエットのために嫌々体幹トレーニングを取り入れるのではなく、まずは姿勢を正すことからはじめてみてはいかがでしょうか。

姿勢を良くしただけで痩せられるというのは間違いではない

消費エネルギーの大半を占めているのは基礎代謝です。意外かも知れませんが、運動による消費カロリーというのは想像以上に少ないもので、運動だけで痩せようというのは現実的ではありません。

  • [基礎代謝(生命を維持するためのエネルギー)]全体の60~75パーセント
  • [活動によって消費されるエネルギー]全体の20~30パーセント

消費エネルギーの大部分を占めている基礎代謝(全体の60~75パーセント)が、姿勢をよくしただけで20パーセント増しになるということは、確実に痩せやすく、太りにくくなるということです。

一般的に、基礎代謝は男性1500kcal、女性1200kcalが目安とされています。

  • 1500kcal×1.2=1800kcal
  • 1200kcal×1.2=1440kcal

もし、これまで姿勢が悪いまま生活していたとするならば、男性で300kcal、女性で240kcalもの消費カロリーが増えるということです。これらのことからも、「痩せたいけど運動はしたくない」「普段から姿勢が悪いと指摘されている」というのであれば、今すぐにでも姿勢を正してみてください。

数ヵ月後には大きな違いとして実感できるはずです。

【まとめ】姿勢とダイエットの関連性

姿勢を良くしただけで基礎代謝が20パーセント上昇する

姿勢の悪さの原因は人それぞれですが、日々の心がけで改善させることは可能です。今すぐにでも正しい姿勢での生活をおすすめします。

基礎代謝は消費エネルギーの70パーセントもの割合を占める

ダイエットの鍵を握っているのは基礎代謝です。「痩せたいけど運動はしたくない」というわがままを叶えてくれるのが姿勢の改善だといっても過言ではありません。