筋トレダイエットをしていると疑問に感じることの多い「筋トレはいつやるのが効果的なのか?」という問題ですが、多くの筋トレダイエット実践者は夕食前の帰宅直後のタイミングで実践しているのではないかと思います。

身体が温まっている夕方というのは、筋力を最大限に発揮できるので筋トレをはじめ多くの運動をするタイミングとしてはベストです。しかし、「ダイエット効果」という点に注目してみると、一概に夕方のタイミングがベストだとは言えないところがあります。

今回は、筋トレダイエットのタイミングとして午前中、特に早朝トレーニングをおすすめする理由をレポートします。

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早朝トレーニングのメリットとは?

筋トレには「体脂肪を分解する」効果があります。これは筋トレによって分泌が促されるアドレナリンと成長ホルモン(若返りホルモン)の作用によるもので、この体脂肪分解効果は「最低でも6時間続く」ということが確認されています。ダイエットのために午前中のトレーニングが有効である理由がここにあります。

午前中の筋トレをすると脂肪分解効果を最大限に得られる

筋力アップや筋肥大を目的としての筋トレを実施する場合、最も効果的な時間帯というのは自然に代謝活動の上がってくる夕方です。しかし、ダイエット目的の筋トレであれば、日中の代謝を効率的に上げるためにも午前中のトレーニングが有効だといえます。

どんな筋トレでもそれなりに分解はおこりますが、うまく筋肉を動かすと、「成長ホルモン」というホルモンが分泌されます。この成長ホルモンがすごいのです。アドレナリンよりも、もっと強く脂肪を分解する作用を持っているのです。脂肪を分解する、一番強いホルモンといっていいでしょう。

引用元:石井直方「一生太らない体のつくり方」

また、この成長ホルモンの体脂肪分解効果というのは、成長ホルモンの分泌が終わった後、最低でも6時間は効果が持続することが確認されています。早朝に適切な筋トレを実施して成長ホルモンの分泌を促しておけば、代謝の低い状態にあるとされている午前中に、分解した体脂肪をスムーズに燃焼させることが可能になるのです。

しかし、身体の温まっていない早朝トレーニングというのは怪我のリスクが高くなることも否めません。もし、身体を十分に温めてから筋トレを実施するような時間が確保できないのであれば、無理に午前中の筋トレをおすすめするわけではありません。

就寝前の筋トレは眠りの質を妨げる

筋トレを実施するタイミングで、唯一おすすめできない時間帯があります。それが、就寝前でのタイミングです。筋トレには交感神経を優位にしてアドレナリンの分泌を促しますので、いわゆる「活動モード」にシフトします。

眠るためには副交感神経を優位にして「睡眠モード」に入る必要があります。そのタイミングで筋トレを実施してしまうと、交感神経が高まりなかなか寝付けなかったり眠れたとしても深い眠りが取れないということになります。深く眠れないということは疲れが取れないということです

どうしても就寝前のタイミングでしかトレーニングをする時間を確保できないのであれば、筋トレ後にぬるめのお風呂に疲れるだけの時間を確保するなどの工夫が必要になります。ちょっとした心がけですが、睡眠はトレーニングと同じくらい重要なものですので、できる範囲で効果的なトレーニングを目指しましょう。

継続できるタイミングがベスト

午前中(または早朝)の筋トレが体脂肪を効率的に燃焼させるためのベストタイミングであることは明らかなことです。しかし、早朝の身体が温まっていないタイミングでの筋トレは怪我のリスクを高めますし、なにより「少しでも長く寝ていたい」と考える人も多いかと思われます。

どんなに効率的なトレーニングだとしても、筋トレは継続することができなければ効果を実感することはできません。午前中のトレーニングがストレスになるようでしたら、無理に午前中のトレーニングにこだわる必要はないのです。

「成長ホルモンの体脂肪分解効果は筋トレ後、最低でも6時間は持続する」というテクニックを知っているだけでも、昼休みやちょっとした休憩時間を利用するなど、いくらでも応用は利きます。

とにかく筋トレダイエットは継続することが重要ですので、週に2~3回のトレーニングを「ライフスタイルに合わせて実施」していくことがポイントになります。

【まとめ】筋トレと実施する時間帯の関係性

ダイエット目的であれば午前中のトレーニングを

健康増進やダイエット目的の筋トレであれば午前中のトレーニングが効果的です。しかし、早朝のトレーニングの場合、十分な準備運動で体(筋肉)をあたためてから実施する必要があります。

続けられなければ意味がない

トレーニングを実施する時間帯による筋トレ効果の違いは確かに存在します。しかし、トレーニング時間による違いはさほど大きなものではなく、重要視するほどのことではありません。まずは続けられるかどうかに注力しましょう。