ダイエットは、継続することができなければ絶対に成功することはありません。体脂肪の持つエネルギー量は非常に大きなもの(1gあたり9kcal)ですので、短期間で体重を減らすことはできても体脂肪を減らすことは不可能なのです。

そこで今回は、ダイエットを長続きさせる為のポイントについてレポートしていきます。

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ダイエットをあきらめない為に

ダイエットは長期戦です。短期間で減らした体重は、その大部分が水分の減少ですので一喜一憂するのは良くありません。とにかく「続けられること」さえ意識していれば結果は自ずとついてきますので気長に取り組みましょう。

無理な計画を立てない

ダイエットを継続できない人の大部分は「短期間での劇的な変化」を望んでいます。確かに極限までのカロリー制限をすれば、比較的短期間(月に5kg以上のペース)でのダイエットは可能なことです。

しかし、短期間でのダイエットは必要な筋肉量まで減らしてしまうリスクの高いダイエット方法ですので、リバウンドせずに体形をキープする為には「不適切なダイエット方法」だということを認識しておく必要があります。

できる範囲での食事制限と筋力トレーニング

健康的なダイエットとは、筋肉量を減らさずに体脂肪だけを減らすことです。週2回ほどの筋力トレーニングと目標体重kg×25~30kcal程度のカロリー制限を組み合わせることで、1ヶ月2~3kgほどの体脂肪減少を目指してください。

また、ダイエットで重要なのは見た目の変化です。ついつい体重ばかりに目がいってしまいがちですが、体重制限のある競技をしているのでなければ体重に囚われる必要はありません。

重要なのは見た目の変化なのです。

栄養素はメンタル面にも影響を及ぼす

食事による栄養摂取とメンタルには、深い係わり合いがあります。

どれだけ「最短で痩せたい」と願っている場合であっても、無理な食事制限はメンタル面に悪影響を与え、結果として太っていた時以上に辛い現実が待ち受けることにもなりかねませんので注意してください。

うつの治療を受けている患者さんには、共通した食傾向といったものがあるようだ。若い女性の場合は、ダイエットに取り組んだ経験があるというのもそのひとつ。ダイエットの方法は、それこそ多種多様だが、いずれにしても、栄養不足状態は起きる。それがうつとかかわっているのは間違いないと、わたしは考えている。

引用元:溝口徹『「うつ」は食べ物が原因だった!』

食習慣の悪化がメンタルに影響するということは多くの人が経験していることなのではないでしょうか? ダイエットというのは食事管理によって摂取カロリーを制限することですので、間違った方法で実践すれば必ず栄養不足に陥ります。

栄養バランスの崩れによってメンタル面に大きな悪影響を与えない為にも、食事制限は無理をせずに「高栄養、低カロリー」を心がけながら長期的な計画で取り組んでいくべきです。

テレビや知人の情報を鵜呑みにしない

意外と危険なのが「テレビや知人のダイエット情報」です。テレビや知人の話では、内容に面白みを持たせる為に特徴的な部分を脚色して紹介する場合があります。

例えば、「カロリー制限なしの低炭水化物ダイエットで1週間で5キロ減らせた」「○○を食べただけで1ヶ月で3キロ痩せた」などと聞くと、ついつい飛びついてしまいそうになりますが、多くの場合、その体重減少の大部分は水分量の減少によるものです。

確かに、炭水化物を制限すればダイエット初期において面白いように体重が減ります。しかし、それは炭水化物を制限したことによって筋肉内に蓄えられていたグリコーゲンが減少したことや、体内に保持できる水分量が減少することによるものです。 

低炭水化物ダイエットとカロリー制限ダイエットでは、「同じ摂取カロリーであればダイエットペースに違いは出るものの、最終的に安定する体重に違いはない」ということが科学的にも実証されています。

一度、諦めたとしても再開すればよい

ダイエットを挫折してしまったとしても、またはじめればよいだけです。

1度のダイエットで完璧を目指す必要はありません。筋肉には1度鍛えた筋量を記憶するという性質があるため、例え挫折してしまったとしても「筋トレを頑張った」ということは無駄ではないのです。

これまで述べたことから、「筋の記憶」の仕組みについて、少なくとも2つの可能性が考えられます。

1つは、長年のトレーニングによって筋線維内の核数が増え、トレーニングを中断して筋が萎縮しても、核数は増えたままであるという可能性です。

[中略]

もう1つは、長年のトレーニングによって筋線維数が増えていて、たとえ筋が萎縮してもその数は減らす、個々の筋線維が萎縮しているという可能性です。

引用元:石井直方「トレーニングをする前に読む本」

筋肉は人間の身体における最大のエネルギー消費者であることからも、筋肉があればあるだけダイエットは楽なものとなります。同じ摂取カロリーであっても消費カロリーが大きく変わってくるのです。

このことからも、たとえ筋トレダイエットに挫折してしまったとしても「これまで頑張ってきたトレーニングが無駄になることはない」ということは明らかです。また、男女問わず、筋肉が魅力的なスタイルの基本であることは言うまでもありません。

【まとめ】ダイエットを挫折しない為のポイント

無理をせずに「少し楽すぎるかな?」程度の計画を

1ヶ月5kg減は過酷です。しかし、1ヶ月2kg減を目指すのであれば、周りにダイエット中だということを気づかれずに成功させることが可能です。ダイエットが難しいと考えているのであれば、期間を延ばして無理のないダイエットを行いましょう。

諦めたとしても、努力は無駄にならない

筋トレは、例え1~2ヶ月ほどで挫折してしまったとしても努力が無駄になることはありません。再開した際には、以前よりも明らかに早いペースでの成長が望めますので、ダイエットが格段に楽だと感じられるはずです。