人気の筋トレ器具「腹筋ローラー(スリムトレーナー、エクササイズウィル、エクササイズローラー)」ですが、意外と多くの種類(タイプ)が販売されているため、「どの腹筋ローラーが一番良いのか?」に悩む人も多いはずです。
そこで、代表的な2種類(シングルローラー、ダブルローラー)の腹筋ローラーを使用して、それぞれのメリットとデメリットについてレポートしていきます。
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フィットネスローラーとスリムトレーナーの比較
多種多様な腹筋ローラーが販売されていますので、「どれを購入すればよいのか?」に悩むこともあるはずです。
- ホイール幅
- ホイール径
- ホイールの材質(床面にキズをつけないか?)
- グリップの握り具合
以上の4点を考慮しつつ、腹筋ローラーの比較をしていきます。
使用した腹筋ローラーの紹介
今回比較に使用する腹筋ローラーは、スポーツデポ(アルペン系列の大型スポーツ店舗)で購入したものと、Amazonで人気のジスタススリムトレーナーという2種類の腹筋ローラーです。
他にも多くの腹筋ローラーが販売されていますが、ホイール幅とホイール径の2つのポイントを比較検討するために、この2種類で比較して行きます。
[char no=1 char=”トレーニングスタイル”]【補足】以降、スポーツデポで購入した腹筋ローラーは「(イグニオ)フィットネスローラー」、Amazonで購入したものを「(ジスタス)スリムトレーナー」と呼びます。[/char]イグニオフィットネスローラー
フィットネスローラーは、ホイール2枚が密着するように取り付けられているタイプで、2枚合わせたホイール幅が47mmほどになります。
ホイール幅が狭いということは、バランスをとるために「体幹の安定が必要となる」ということです。

ホイール径は185mmほどで、スリムトレーナーよりも大きな径をしています。ホイール接地面が「硬いプラスチック」のような材質なので、コンクリートのような外で使用する場合に向いているように感じます。
Amazonで購入したスリムトレーナー
Amazonで一番売れている腹筋ローラーであるジスタススリムトレーナーは、2枚のホイールが「間隔を空けて取り付けられているタイプ」であるため、75mmほどのホイール幅となっています。
ホイール径は150mmと、フィットネスローラーよりも小ぶりな形状をしています。

接地面は軟らかく、指で押しただけでも「多少、沈み込む」ような材質です。このことからも、「フローリングで使用しても床面へのキズを心配しなくて済む」というのが大きなメリットとなりそうです。
負荷が強いのは?
ホイール幅と径に違いがありますので、使用した感覚(強度や効果?)には多少の違いがあります。
イグニオフィットネスローラーのような「1枚タイプの腹筋ローラー」は、左右のブレを防ぐために体幹を固定する必要がありますので、「2枚タイプの腹筋ローラー」よりも多少の難しさがあります。

「ホイール径が小さいほうが、運動強度が上がる」と予想していたのですが、ホイール径の違い以上に、腹筋ローラーの幅(ディスクの枚数)の方が運動強度に影響しているようです。
グリップの違い
グリップの素材と握り具合には大きな違いがあります。バーにスポンジのようなグリップが付けられているのがイグニオフィットネスローラー、握りやすいように絞られたような形状をしているのがスリムトレーナーです。
【フィットネスローラーのグリップ】

【スリムトレーナーのグリップ】

握りやすさに関しては個人差がありますが、フィットネスローラーは「太目のバーを握っているような握り心地」、スリムトレーナーの方が「吸い付くような握り心地」となります。
外やベランダで使用するなら
腹筋ローラーを使用する場所が、コンクリートのような硬い地面であればイグニオフィットネスローラーようなタイプの腹筋ローラーをおすすめします。

事実、私は腹筋ローラーを購入した際(2007年くらい?)には、ベランダやコンクリートの上で腹筋ローラーを使用していました。8年ほど使用していても「ホイールの磨耗(削れ)が確認できない」ほどのトラブル知らずです。
しかし、自宅で使用するのであればマットを使用するなどして、「床面にキズをつけないこと」に細心の注意を払う必要があります。
自宅や体育館などで使用するなら
自宅(フローリング、畳)や体育館のような場所で使用するのであればスリムトレーナーのような「接地面が軟らかいタイプ」のものを使用することをおすすめします。

実際、フローリングで数十回ほど試してみましたが、「キズがつく様子はありません」でした。(※ホイールが硬いタイプの腹筋ローラーでは「ゴリゴリ」という、嫌な音がするためフローリングでの使用を控えています)
【まとめ】どちらがおすすめか?
コンクリートなどの硬い床面で使用するのであれば、イグニオフィットネスローラーのような接地面が硬い素材で作られている腹筋ローラーをおすすめします。このタイプはとにかく頑丈ですので、器具を壊してしまうリスクはなくなります。
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