ダイエットや肉体改造に取り組んでいるのであれば気になることの多い体脂肪率。成人男性の場合、体脂肪率が一桁というのが「魅力的なスタイル」のひとつの目安になったりもしますし、15パーセントを超えてくるあたりから腹筋の割れ目が見えなくなってくるなどの指標として用いられたりもします。

しかし、家庭用の体重計でも、ジムで用いられている本格的な体組成系でも正確な体脂肪率を測定することはとても難しいことです。

このことからもテレビ番組で芸能人が「体脂肪率は○○パーセントです」と言っていることと自分の測定結果は単純な比較対象にはならないということを認識しておく必要があります。

今回は家庭用の体重計で測定される体脂肪率の扱い方や基本的な測定方法についてレポートしてきます。

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体脂肪率という数値の取り扱い方

体脂肪率はその測定方法の特性から他人と比較するためには適していない数値であるといえます。しかし、ダイエット中や健康管理のために長期的に測定を続けることによって意味のあるデータにもなり得ますので、毎日体重と体脂肪率を測定するという習慣はとても有意義なことでもあります。

ダイエットの方向性を考えるための指標に

ダイエットグラフ

上記のグラフは2015年3月時点での私のダイエットグラフなのですが、体重が減っているにもかかわらず体脂肪率が減っていないことが確認できるかと思います。これは摂取カロリーを減らしすぎて体脂肪よりも筋肉が優先的に分解されているために起こります。

このようにダイエットの問題点を洗い出してくれる可能性があることからも体重と体脂肪率は毎日測定しておくべきだと考えています。

正しい体重計の使い方

一般的な体脂肪率を測定できるヘルスメーターは、生体電気インピーダンス法という方法で体脂肪率を測定(予測)しています。生体インピーダンス法とは、体重計の電極から微細な電流を流すことによって、そので電気抵抗から脂肪や筋肉量などを推定する測定方法です。

生体インピーダンス法のデメリットとして、微細な電流によって推定することから身体の水分量や体温の影響を受け易いという特徴があります。日々の測定環境や時間、体内の水分量などの変化が顕著に測定値に影響するということです。

体脂肪率を有意義な数値とするためには「毎日同じ条件での測定」というのが絶対条件になります。体重計の取扱説明書を読んでみてもらえれば分かるとおり、注意事項として書かれている「できるだけ同じ時間帯・同じ状態で測定することと、起床後・食事後・入浴後は2時間以上経過してから測定する」という項目を守ることが重要です。

しかし、この条件を守りながら毎日の体重と体脂肪率を測定するのは困難な場合が多いはずです。そこでおすすめなのが「起床後、トイレを済ませた後に測定する」ことです。このタイミングであれば多くの人の場合条件が一定になりやすいはずです。

測定した数値の活用方法

体脂肪率が推定値である以上、単独の数値そのもので身体の状態を把握するのは困難だといわざるを得ません。しかし、「体脂肪率が無意味なものなのか」といえばそんなことはなく、長期的な変化傾向を見るためにはとても役立つ数値でもあります。

このことからも、体脂肪率は他人と比較したり、数日だけの数値に一喜一憂するのではなく、長期的な数値を取り続けてロングスパンで変化傾向を確認するための数値であるということが分かるかとおもいます。

体重と体脂肪率を毎日同じ条件で測定し続けるというのはとても面倒な習慣ではありますが、長期的なデータは自分自身の身体の特性を把握するためにもとても重要な数値になりますのでダイエットや肉体改造などの際にはデータとして残しておくことをおすすめします。

手書きが面倒で続かないようであれば、iPhoneアプリと連動可能な体重計も販売されていますので確認してみてください。(※2015年3月現在、私は使ったことがありませんのでメリットやデメリットについては不明です)

【まとめ】体脂肪率の測り方やポイントなど

毎日同じ条件で測定すること

体脂肪率の数値は、体内の水分量や体温によって大きく影響を受けます。ダイエットや肉体改造に体脂肪率の数値を活用したいのであれば、毎日同じ条件下で測定することを心がけましょう。

数値は長期的な変化傾向を把握するため

体脂肪率の数値はあくまで推定値です。よって、過去の自分との比較はできても他人との比較ができるような数値ではありません。友人や芸能人の体脂肪率の数値に惑わされることのないように自分だけの数値としてダイエットや肉体改造に活用していきましょう。