カップラーメンといわれると「体に悪い」「ダイエット中は絶対に食べてはいけない」というイメージから食べるのを我慢している人も多いはずです。
ダイエットの基本はカロリー収支のバランスでしかありません。当然ながら、カップラーメンを食べていても痩せることは可能ですし、無理に我慢をして過度なストレスにつながってしまうよりは良い選択だといえます。
ではなぜカップラーメンがダイエットに不適切なのかについてレポートします。
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カップラーメン単体では栄養素のバランスが悪すぎる

残念ながら、カップラーメンをはじめとしたジャンクフードの多くは栄養バランスに過度な偏りがあります。具体的には炭水化物と脂質が多く、たんぱく質が少ない傾向にあります。
また、カロリーはあるのに微量栄養素(ビタミン、ミネラル)が少なく、いわゆるエンプティーカロリーな食品の代表格だともいえます。
このことからもジャンクフードを食べてしまうと、必要な栄養素を摂取しずらくなったり、栄養素を摂取しようとすると過度なカロリーオーバーになってしまうというリスクがあるのです。

たんぱく質や微量な栄養素を摂取するという点だけで考えれば、プロテインや各種栄養素のサプリメントなどによって補うことが可能です。
しかし、サプリメントは特定の栄養素しか摂取できません。どう考えても食品から摂取するよりもバランスが悪く、リスクを伴う栄養摂取になってしまいます。
※プロテインやサプリメントでも、栄養を摂取しないよりはだいぶマシですが…。
味が濃く、食品添加物などの影響で食欲が増す

ジャンクフードには塩分や食品添加物が多く含まれているというデメリットも見逃してはいけません。
塩分の多さは各種生活習慣病の原因にもなりますし、人工的な旨味成分が直接的に味覚を刺激するので食欲をコントロールするのが難しくなります。
一つひとつの成分を挙げていけばキリがありませんが、普段の食事と比べるとカップラーメンに含まれる成分はダイエット時には避けたほうが良いものばかりです。
しかし、簡単に作れて意外と美味しいカップラーメンは絶対に食べてはいけない食品というわけではありません。長期的なバランスを考えながらも「食べたければ食べる」くらいのスタンスで考えても問題ないかと思います。
その場合、少なくても野菜ジュースを一緒に摂取するくらいの気持ちが大切なのかもしれません。
【まとめ】ダイエット時にカップラーメンを食べたくなった時のポイント
カップラーメン単体ではなくバランスを考えて食べること
ジャンクフードのデメリットはなんといってもカロリーの高さと栄養バランスの悪さです。カップラーメンの主な栄養素は脂質と炭水化物に偏ったものです。食べてはいけないわけではありませんが、単体で食べるのではなくバランスを考えて食べるようにしましょう。
無視することはできない食品添加物
カップラーメンをはじめとした多くの加工食品には大量の食品添加物が含まれています。食べたからといってすぐに健康に影響を与えるものではありませんが、食欲が増したりイライラしたりと、ダイエット時には悪影響でしかありません。
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