ダイエットといえば食事管理。様々な食事管理の中でも人気があるのが「朝食抜きダイエット」ですね。朝食を抜くことには多くのメリットがあります。
しかし、万人受けするわけではありませんし、目的によっては朝食抜きが悪影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。特に、当ブログが推奨している筋トレダイエットにおいては、朝食抜きは失敗の原因にもなりますのでオススメはできません。
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朝食抜きのメリットとデメリット
朝食抜きダイエットは故意に1食を欠食するので当然総摂取カロリーを減らすことができて結果的に痩せることができます。
朝は食欲が湧かなかったり、食事を準備する時間がないので実行しやすいというのも人気の秘訣になっているかと思います。
また、一定期間胃腸を空にすることで、デトックスやアンチエイジング効果があるといわれていて、美容目的の方々にも人気を集めている食事管理方法です。
【食事抜きダイエットのメリット】
- 手軽に摂取カロリーを減らせる
- 朝食を準備する手間や時間を省ける
- 半日断食によるデトックス・アンチエイジング効果
しかし、朝食を抜くことによって長期間栄養素が入ってこない体は、筋肉を分解してエネルギーへ変換させる働きをします。
結果として、筋肉量が減り「太りやすく痩せにくい体質」へ変化してしまうリスクを伴います。
また、朝食を欠食したことによって低血糖状態だった体は、昼食を食べることによって血糖値を急上昇させます。上昇した血糖値を下げるためにインスリンが大量分泌されて脂肪として蓄積されやすくなります。
そればかりか血糖値の乱高下は、血管年齢を高めたり、眠気やだるさの原因になることからとても危険な行為です。
朝食抜きダイエットを実践するのであれば、昼食で血糖値が上がりにくい食事内容にするなどの工夫が必要不可欠になります。
【朝食抜きダイエットのデメリット】
- 長時間の空腹状態は筋肉量を減少させる
- 昼食摂取による血糖値の急上昇
- 欠食による栄養不足のリスク
朝食抜きは筋肉量を減らして体脂肪を増やす!?
効率よく体脂肪を燃焼させるためには「過度な飢餓状態を作らない」ことがポイントになります。
ダイエットとはアンダーカロリーの状態にすることですので、飢餓状態を作らないというのは一見矛盾しているかのような言葉です。
しかし、食事の総量を減らしながらも食事の回数を増やすことがスムーズな体脂肪の燃焼につながるという研究結果もあるほどです。
また、長時間にわたって空腹状態を維持しない(朝食を食べる)ことによって、断食による省エネルギーモードから脂肪燃焼モードへ切り替えることができます。
その他にも、朝食を食べて胃腸を刺激することによって、体内時計をリセットさせることができます。体内時計はホルモンバランスや血糖値の調整にも係わっていますので、健康的にダイエットするためには欠かせない要素のひとつです。
【朝食を食べるメリット】
- 寝ている間、飢餓状態だった体に栄養を補給する
- DIT増大反応によって体を温めて体脂肪の燃焼がスムーズになる
- 胃への刺激で体内時計がリセットされる
【まとめ】朝食抜きダイエットの注意点
筋肉を付けたいと思っているなら絶対NG
筋肉を維持しながらダイエットをすることを目的としている筋トレダイエットでは、朝食を抜くことは絶対にNGです。長時間の空腹状態は筋肉量の減少につながります。
やり方を間違えると血糖値を急上昇させてしまう
朝食抜きダイエットの難しいところは、昼食の内容です。無計画な食事内容は血糖値の急上昇につながりますので、十分に注意する必要があります。
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