握力には、「トレーニング効果を実感しにくい」という特徴がありますので、鍛えるためには気長にトレーニングを継続しなければいけません。
そこで、遊び感覚でトレーニングが出来る「パワーボール」をおすすめします。
パワーボールは、ダイナビー、ローラーリストボールなどとも呼ばれている野球ボールほどの大きさのアイテムです。その見た目から「あまり効果がないのでは?」と思われがちですが、その効果には驚くはずです。
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握力を鍛えるにはパワーボールがおすすめ
握力を鍛えるためには、「前腕の屈筋群」と「虫様筋など、手のひらの小さな筋肉」をトレーニングしていく必要があります。

パワーボールを使用している画像
握力に関係する筋肉は、日常生活で使われることの多い「持久的な筋肉」という性質があるため、高負荷をかけるよりも「低負荷・高回数」で丁寧に刺激していくことがポイントになります。
そこでおすすめしたいのが「パワーボール」です。
パワーボールは「物理的&化学的ストレス」で刺激
筋肉を刺激する要素には「物理的ストレス」と「化学的ストレス」があります。
強い負荷をかけることで「筋繊維に微細な損傷を生じさせる」のが物理的ストレス。筋力を出し続けることで血流を制限し「筋肉内の化学的環境を過酷にする」のが化学的ストレスです。

ダンベルを使用した、リストカールの画像
握力(前腕の屈筋群)のトレーニングといえばリストカールなどが一般的ですが、ウエイトを使用したトレーニングには「関節や腱を痛めやすい」というリスクがありますし、別に「握り込むトレーニング」を加えなければいけません。
その点、パワーボールであれば、回転数を調整することで負荷(物理的ストレス)をコントロールできますし、力を出しつつけることで血流が制限され、十分な化学的ストレスをかけることができます。
握力は「焦らずにトレーニング」する必要がある筋肉
握力に関係している筋肉(前腕の屈筋群や手のひらの虫様筋など)は、持久的な要素の高い筋肉ですので、適切なトレーニングをしても「効果を実感しにくい部位」であるといえます。
このような性質を持つ部位は、「低負荷高回数」のトレーニングが基本となりますが、低負荷高回数型のトレーニングを退屈に感じる方は少なくがありません。

サプリメントの上に置いたパワーボールの画像
その点、パワーボールでのトレーニングであれば、テレビを見ながらでもトレーニングが出来ます。テーブルの上に置いておいても邪魔になるサイズではありませんし、気が向いたときにトレーニングをすることが出来ます。
関連記事:パワーボールの使い方は「少しのコツ」を覚えれば誰でも簡単
【まとめ】握力トレーニングにはパワーボール
握力を高めるためには「前腕の屈筋群」と「手のひらの虫様筋」などの筋肉を鍛える必要があります。それらの筋肉を効果的に鍛えることの出来るトレーニング器具がパワーボールです。
握力を司る筋肉は日常生活で絶えず活動している部位ですので、「持久的な要素の高い筋肉」です。また、遺伝的な影響を受けやすい部位でもありますので、「焦らずにじっくりトレーニング」していくことがポイントとなります。
パワーボールであれば、「握力に関係している筋肉への刺激」と「手軽にトレーニングを継続しやすい」という2つの条件を満たすことが出来ます。
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